2023年10月29日
労働生産性について~時間当たり生産性の向上を目指して~
現在、多くの業界において人手不足が叫ばれております。
私がこれまでに関与させていただいた企業様においても、上長の下の部下がいないケースや採用活動をしても適切な人員が集まらないといったケースがみられます。
日本において、就業者数は増加(1990年に6,249万人に対し、2022年は6,723万円:総務省「労働力調査」(2023年3月)より。)しているものの、労働投入量は減少しております(1990年代半ばに約1,300億時間に対し、直近2021年には約1,100億時間)。
これには、労働時間の相対的に短いパートタイム等の非正規労働者の増加と、人々の働き方の変化による影響より、労働者1人当たり労働時間が減少していることが考えられます。
労働者1人当たり労働時間は、1990年代半ばに約1,900時間に対し、直近2021年には約1,650時間まで減少しております。
※労働投入量=就業者数×1人当たり労働時間。
※労働投入量、労働者1人当たり労働時間は三菱UFJリサーチ&コンサルティングより。
https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2023/05/report_230508_01.pdf
財務分析においては、労働生産性(付加価値/従業員数)が用いられることがありますが、今後は時間当たり生産性(付加価値/労働時間)などの時間当たりの指標を用いることが重要となるのではないでしょうか。
今後、生産年齢人口の減少が予測される中、フルタイムでの適切な人員の確保は難しくなることが考えられます。
また、時間当たり生産性を重視することにより、最小の時間で最大の利益を獲得することを目指すこととなります。
具体的には、下記の取り組みが考えられます。
①時間当たり付加価値の高い仕事を受注する。
→販売単価や付加価値額のみならず、生産に要する時間や事務処理に要するコストも考慮する。
②時間当たり利益の低い仕事の「価格」を引き上げる。
③技術力向上等で作業にかかる時間を短くする。
④直接利益を生まない事務処理等にかかる時間を減らす。
⑤社員が自分の得意分野に集中できるよう仕事を分担する。
※なお、私がデータ作成の際は、下記のようなことに留意しておりました。
①資料作成の際に、参照資料を記載する。
→source:「〇〇」エクセルなどのように、参照資料を記載しておく。
②元資料の加工が必要な場合、元エクセルファイルと加工エクセルファイルを保存しておく。
→なお、毎月作成する資料の場合、「2023年度」フォルダ>「1月」フォルダのように後から検索しやすいように保存しておく。
③毎月作成する資料については、Vlookup関数などで自動更新する。
→エクセル内に参照元のシートを貼り付け、Vlookup関数などで資料を更新できるようにする。なお、項目の追加などがあった場合、適宜、行を追加するなどのメンテナンスが必要である。
また、私がよく使うエクセルの便利なショートカットについて、下記があります。
Alt+Shift+=オートサム
Windows+D→すべてのアプリを最小化。
Alt+Tab→次に開いているアプリを選択。
Alt+Shift+Tab→前に開いていたアプリを選択。
Alt+W+F+F→ウインドウ枠固定
Alt+D+F+F
→フィルター作成。フィルターがある場合に押すとフィルター解除。
Alt+H+S+C→フィルター選択解除
Alt+H+E+A→書式をすべてクリア。
Alt+H+B+A→選択範囲に格子線を引く。
Control+スペース→列選択
Shift+スペース→行選択
Alt+W+V+G
→目盛り線非表示(エクセルの目盛り線がなくなり、見やすくなります。)
Control+0→列を非表示
Control+9→行を非表示
Ctrl+Shift+➕
→挿入(行選択して押すと行挿入。列選択して押すと列挿入。)
Ctrl+-
→削除(行選択して押すと行削除。列選択して押すと列削除。)
行や列を選択し、Shift+ドラッグ→選択した行や列を移動。
Alt+H+F+F→フォント変更
Alt+H+H+N→塗りつぶしなし。
Alt+N+S+H→図形作成。
Alt+g+g→グループ化
Alt+u+u→グループ化解除
Alt+N+V→ピボットテーブル作成
Alt+N+S+Z+C→ピボットグラフ作成。
Alt+M+P→数式の参照元を表示。
Alt+M+D→数式の参照先を表示。
Alt+M+A+A→数式を削除。
Alt+H+O+I→列幅調整
Alt+O+R+E→行の高さ調整
また、エクセルの便利な関数として下記があります。
INT関数→小数点以下切捨
MOD関数→割り算の余りを求める。
JIS関数→すべて全角に変換。
ASC関数→すべて半角に変換。
Upper関数→英文字をすべて大文字に変換
Lower関数→英文字をすべて小文字に変換
Proper 関数
→最初の英文字を大文字にして、残りを小文字データに変換する関数
私がこれまでに関与させていただいた企業様においても、上長の下の部下がいないケースや採用活動をしても適切な人員が集まらないといったケースがみられます。
日本において、就業者数は増加(1990年に6,249万人に対し、2022年は6,723万円:総務省「労働力調査」(2023年3月)より。)しているものの、労働投入量は減少しております(1990年代半ばに約1,300億時間に対し、直近2021年には約1,100億時間)。
これには、労働時間の相対的に短いパートタイム等の非正規労働者の増加と、人々の働き方の変化による影響より、労働者1人当たり労働時間が減少していることが考えられます。
労働者1人当たり労働時間は、1990年代半ばに約1,900時間に対し、直近2021年には約1,650時間まで減少しております。
※労働投入量=就業者数×1人当たり労働時間。
※労働投入量、労働者1人当たり労働時間は三菱UFJリサーチ&コンサルティングより。
https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2023/05/report_230508_01.pdf
財務分析においては、労働生産性(付加価値/従業員数)が用いられることがありますが、今後は時間当たり生産性(付加価値/労働時間)などの時間当たりの指標を用いることが重要となるのではないでしょうか。
今後、生産年齢人口の減少が予測される中、フルタイムでの適切な人員の確保は難しくなることが考えられます。
また、時間当たり生産性を重視することにより、最小の時間で最大の利益を獲得することを目指すこととなります。
具体的には、下記の取り組みが考えられます。
①時間当たり付加価値の高い仕事を受注する。
→販売単価や付加価値額のみならず、生産に要する時間や事務処理に要するコストも考慮する。
②時間当たり利益の低い仕事の「価格」を引き上げる。
③技術力向上等で作業にかかる時間を短くする。
④直接利益を生まない事務処理等にかかる時間を減らす。
⑤社員が自分の得意分野に集中できるよう仕事を分担する。
※なお、私がデータ作成の際は、下記のようなことに留意しておりました。
①資料作成の際に、参照資料を記載する。
→source:「〇〇」エクセルなどのように、参照資料を記載しておく。
②元資料の加工が必要な場合、元エクセルファイルと加工エクセルファイルを保存しておく。
→なお、毎月作成する資料の場合、「2023年度」フォルダ>「1月」フォルダのように後から検索しやすいように保存しておく。
③毎月作成する資料については、Vlookup関数などで自動更新する。
→エクセル内に参照元のシートを貼り付け、Vlookup関数などで資料を更新できるようにする。なお、項目の追加などがあった場合、適宜、行を追加するなどのメンテナンスが必要である。
また、私がよく使うエクセルの便利なショートカットについて、下記があります。
Alt+Shift+=オートサム
Windows+D→すべてのアプリを最小化。
Alt+Tab→次に開いているアプリを選択。
Alt+Shift+Tab→前に開いていたアプリを選択。
Alt+W+F+F→ウインドウ枠固定
Alt+D+F+F
→フィルター作成。フィルターがある場合に押すとフィルター解除。
Alt+H+S+C→フィルター選択解除
Alt+H+E+A→書式をすべてクリア。
Alt+H+B+A→選択範囲に格子線を引く。
Control+スペース→列選択
Shift+スペース→行選択
Alt+W+V+G
→目盛り線非表示(エクセルの目盛り線がなくなり、見やすくなります。)
Control+0→列を非表示
Control+9→行を非表示
Ctrl+Shift+➕
→挿入(行選択して押すと行挿入。列選択して押すと列挿入。)
Ctrl+-
→削除(行選択して押すと行削除。列選択して押すと列削除。)
行や列を選択し、Shift+ドラッグ→選択した行や列を移動。
Alt+H+F+F→フォント変更
Alt+H+H+N→塗りつぶしなし。
Alt+N+S+H→図形作成。
Alt+g+g→グループ化
Alt+u+u→グループ化解除
Alt+N+V→ピボットテーブル作成
Alt+N+S+Z+C→ピボットグラフ作成。
Alt+M+P→数式の参照元を表示。
Alt+M+D→数式の参照先を表示。
Alt+M+A+A→数式を削除。
Alt+H+O+I→列幅調整
Alt+O+R+E→行の高さ調整
また、エクセルの便利な関数として下記があります。
INT関数→小数点以下切捨
MOD関数→割り算の余りを求める。
JIS関数→すべて全角に変換。
ASC関数→すべて半角に変換。
Upper関数→英文字をすべて大文字に変換
Lower関数→英文字をすべて小文字に変換
Proper 関数
→最初の英文字を大文字にして、残りを小文字データに変換する関数
Posted by 大平泰裕公認会計士・税理士事務所 at
21:18
│Comments(0)
2023年10月07日
企業誘致助成制度、企業立地促進助成制度をご存知でしょうか?
企業が、新規に工場や物流拠点を設置した場合、県や市から助成金を受け取ることができます。
高松市で工場を建設する場合、下記の金額の助成金の受領が可能です(限度額2億円)。
※3,000万以上の投資など、一定の要件があります。
<投資に対する助成>
・投下固定資産額の10%(GX関連分野製品製造の場合は 15% )
<雇用に対する助成>
・新規常用雇用者数(10人まで)× 50万円
・新規常用雇用者数(11人目以降)× 30万円
・新規短時間労働者数 × 15万円
<雇用に対する助成(加算)>
・新規常用雇用者のうち障害者に該当する者の数 × 30万円
◎新規常用雇用者のうち就職氷河期世代に該当する者の数 × 30万円 【いずれの加算も、新規短時間労働者については × 15万円】
助成金交付については、工事着手の30日前までに事前の指定申請し、さらに業務開始後に交付申請する必要があります。
そのため、助成金を受け取るためには早めに行動することが必要です!
なお、助成金と補助金は下記の違いがあります。
この制度は、助成金なので受領が比較的容易です!
助成金→要件を満たすと必ず受け取れるもの。
補助金→要件を満たしたうえで、審査を通過すると受け取れるもの。
高松市以外にも助成金が受けられますので、下記に一部のリンク先を添付しておきます。
なお、高松市においては、併せて香川県の助成を受けることが可能です。
香川県
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kigyoritti/kigyoritti/prefential/prefecture.html
高松市
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/smph/jigyosha/sangyou/yuchi/yuchi.html
坂出市
https://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/sangyoukankou/yuuguu.html
観音寺市
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/site/kigyo/366.html
今回も、ブログを閲覧いただきありがとうございます。
上記助成金について詳しくお聞きしたい方は、大平泰裕公認会計士・税理士事務所までご連絡いただければと思います。
MAIL : shinjoy5@gmail.com
高松市で工場を建設する場合、下記の金額の助成金の受領が可能です(限度額2億円)。
※3,000万以上の投資など、一定の要件があります。
<投資に対する助成>
・投下固定資産額の10%(GX関連分野製品製造の場合は 15% )
<雇用に対する助成>
・新規常用雇用者数(10人まで)× 50万円
・新規常用雇用者数(11人目以降)× 30万円
・新規短時間労働者数 × 15万円
<雇用に対する助成(加算)>
・新規常用雇用者のうち障害者に該当する者の数 × 30万円
◎新規常用雇用者のうち就職氷河期世代に該当する者の数 × 30万円 【いずれの加算も、新規短時間労働者については × 15万円】
助成金交付については、工事着手の30日前までに事前の指定申請し、さらに業務開始後に交付申請する必要があります。
そのため、助成金を受け取るためには早めに行動することが必要です!
なお、助成金と補助金は下記の違いがあります。
この制度は、助成金なので受領が比較的容易です!
助成金→要件を満たすと必ず受け取れるもの。
補助金→要件を満たしたうえで、審査を通過すると受け取れるもの。
高松市以外にも助成金が受けられますので、下記に一部のリンク先を添付しておきます。
なお、高松市においては、併せて香川県の助成を受けることが可能です。
香川県
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kigyoritti/kigyoritti/prefential/prefecture.html
高松市
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/smph/jigyosha/sangyou/yuchi/yuchi.html
坂出市
https://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/sangyoukankou/yuuguu.html
観音寺市
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/site/kigyo/366.html
今回も、ブログを閲覧いただきありがとうございます。
上記助成金について詳しくお聞きしたい方は、大平泰裕公認会計士・税理士事務所までご連絡いただければと思います。
MAIL : shinjoy5@gmail.com
2023年10月06日
当事務所の提供するサービスについて
当事務所の提供するサービスについて、ご紹介いたします。
当事務所では、未来会計に重点を置いております。
つまり、会計の力で財務改善、経営改善を支援し、未来を創造することを目的としております。
そのため、下記3点のサービスを目指しております。
・融資に強い決算書の作成
→月次決算の早期化によるスピーディーな月次決算の作成、適正な会計・税務処理により融資に強い決算書の作成を支援させていただきます。
経理業務のDX化による業務効率化を図り、月次決算の早期化を支援させていただきます。
また、適正な会計・税務処理により質の高い決算書の作成を支援させていただきます。
月次決算の早期化、適正な会計・税務処理は金融機関のみならず、税務署からの信頼性も高くなります。
・財務改善によるキャッシュリッチな会社の構築
→企業環境の変化や不測の事態に対処するためのみならず、適時適切なタイミングによる事業投資のためにはキャッシュリッチな会社であることが必須といえます。
当事務所では、財務分析を通じ、収益性の向上の支援を図り、取引条件や固定費の見直しなどによる運転資金の資金繰りの改善の支援を図るとともに、適切な借入による長期的な財務の安全性を支援致します。
・適時適切な現状分析および将来計画の策定による進むべき方向の明確化
→月次など適切なタイミングでの前年同期や予算との比較により、貴社の現状分析を支援致します。
また、年次や3~5か年の中期計画の策定を支援することにより、貴社の将来的な成長をサポート致します。
将来計画の策定に際し、節税策のご提案や補助金・助成金の申請についても支援させていただきます。
お問い合わせは、大平泰裕公認会計士・税理士事務所まで。
MAIL : shinjoy5@gmail.com
当事務所では、未来会計に重点を置いております。
つまり、会計の力で財務改善、経営改善を支援し、未来を創造することを目的としております。
そのため、下記3点のサービスを目指しております。
・融資に強い決算書の作成
→月次決算の早期化によるスピーディーな月次決算の作成、適正な会計・税務処理により融資に強い決算書の作成を支援させていただきます。
経理業務のDX化による業務効率化を図り、月次決算の早期化を支援させていただきます。
また、適正な会計・税務処理により質の高い決算書の作成を支援させていただきます。
月次決算の早期化、適正な会計・税務処理は金融機関のみならず、税務署からの信頼性も高くなります。
・財務改善によるキャッシュリッチな会社の構築
→企業環境の変化や不測の事態に対処するためのみならず、適時適切なタイミングによる事業投資のためにはキャッシュリッチな会社であることが必須といえます。
当事務所では、財務分析を通じ、収益性の向上の支援を図り、取引条件や固定費の見直しなどによる運転資金の資金繰りの改善の支援を図るとともに、適切な借入による長期的な財務の安全性を支援致します。
・適時適切な現状分析および将来計画の策定による進むべき方向の明確化
→月次など適切なタイミングでの前年同期や予算との比較により、貴社の現状分析を支援致します。
また、年次や3~5か年の中期計画の策定を支援することにより、貴社の将来的な成長をサポート致します。
将来計画の策定に際し、節税策のご提案や補助金・助成金の申請についても支援させていただきます。
お問い合わせは、大平泰裕公認会計士・税理士事務所まで。
MAIL : shinjoy5@gmail.com